こんにちは!西日本を中心に総合物流サービスを展開するキチナングループの採用担当中谷です。
就活をするにあたって、業界研究はとても大切です。
業界研究をすることで、その業界や企業の特徴を知ることができるため、自分が将来働きたい業界を選ぶためには欠かせないものなのです。
また、業界研究を進めることで、自分が企業選びで大切にしたいことと合致しているかを確認することもできますよ。
今回は、就職活動における業界研究のやり方や、業界研究の概要やポイントなどを詳しく解説します。
業界研究とは?業界研究の目的もチェック!
就職活動するにあたって、業界研究という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
業界研究とは、世の中にあるさまざまな業界について調べることを指します。
例えば、「金融業界」と一言で言っても銀行や証券、生命保険、リースなどがありますし、「メーカー業界」には食品、アパレル、スポーツ、住宅などがあり、世の中にはさまざまな業界や企業が存在します。
そこで大切なのが、業界研究!
世の中にどんな業界や企業が存在するのかを調べて分析・考察することで、自分が知らなかった業界に出会えたり、興味のある業界を見つけたりすることができます。
また、もともと自分が働きたいと思っていた業界でも、業界研究を進めていくうちに「思っていたのと違った」というミスマッチを事前に把握することもできますよ。
企業研究や自己分析を行う学生は多いですが、業界研究も同じくらい重要です!
業界をしっかり調べれば、業界や企業に対して具体的なイメージを持つことができるため、面接などでも自分の言葉で説得力のある志望動機や自己PRを伝えることができるなど、さまざまなメリットもあるのです。
業界研究のやり方とポイントをチェック!
それでは、業界研究はどのように行えば良いのでしょうか。
業界研究のやり方に決まりはありませんので、自分がやりやすい方法で進めて問題ありません。
ここでは、業界研究のやり方の一例について、ポイントとともにご紹介します。
①どのような業界があるのか調べる
世の中には、メーカーや商社、金融、物流、小売、マスコミ、ITなど、業界だけでもさまざまな種類があります。
まずは、どのような業界があり、それは社会の中でどのような働きを持っているのかを調べて理解しましょう。
②気になる業界を深掘りする
①で興味を持った業界をさらに深掘りしていきます。
業界の現状や今後の可能性や課題を調べ、その業界にはどんな企業があるのかもあわせて調べましょう。
業界について詳しく調べるには、業界団体のホームページや書籍、新聞、ニュース、就職情報サイトのほか、合同企業説明会や学校内で開催する業界研究セミナーに参加するのもおすすめです。
なお、消費者の生活に欠かせない物流業界は、新型コロナウイルス感染症の流行やインターネットサービスの普及による通販事業の拡大に伴って、ここ数年市場規模が拡大しています。
物流業界の動向や課題については、「物流業界の今後は?現状の動向と課題、将来性について詳しく解説!」でも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
③気になる企業を深掘りする
興味のある業界について調べたら、そこから気になる企業をいくつかピックアップして、市場規模やビジネスモデル、主力サービス、業界内での強み、最新の動向、直近の売上推移などを比較します。
そうすることで企業ごとの特徴や違いを知ることができ、自分が何に興味があるのか知ることができたり、どの企業を志望するのかが明確になったりするでしょう。
また、企業について調べる際に、最近業界内で話題になっている企業があれば、なぜ最近注目されているのかなど、ここ数年の動向を確認しておくのもおすすめです。
なお、気になる企業とつながりのある他業界についてもあわせて調べておくと、より深く分析することができますよ。
④志望する企業の選考対策をする
業界や企業を深く調べて分析・考察することで、今後業界で必要になる人材や企業が求める素養などを理解することができるでしょう。
そうすれば、説得力のある志望動機や自己PRを自分の言葉で話すことができますし、しっかりアピールすることもできます。
これらの業界研究については、業界研究ノートなどを作成して1つにまとめておくと、後で見返したいときにも便利です。
業界研究のやり方でおさえておきたい注意点
業界研究を行うにあたり、いくつかおさえておきたい注意点があります。
まず、業界研究で調べたことは、しっかりエントリーシートや面接に活かしましょう。
ただ知識を得るだけではなく、調べて分析したことから自分なりの考察をして、自分の言葉で伝えることで、企業はあなたの素養が求めているものとマッチするかを確認できます。
次に注意するべき点は、業界研究を行えば希望の企業に就職できるというわけではないということ。
業界研究はあくまで自分の理想の働き方を見つけるための手段であり、内定に直結するものではないのです。
そのため、業界研究にのみ多くの時間をかけ過ぎないよう注意しましょう。
せっかく業界研究を完璧にしていても、選考にかける時間や力が残っていなければ、本末転倒です。
また、忘れてはいけないのは、業界研究は業界を調べることがゴールではないということです。
調べることが多いため調べて満足してしまうことも多いですが、業界研究の目的は、業界を調べて自分が興味を抱く業界やマッチする企業を見つけることです。
何を目的に業界研究を行っているのかを見失うことなく、進めていきましょう。
業界研究のやり方を知って、業界や企業について調べよう
業界研究とは、世の中にあるさまざまな業界について調べて分析・考察すること。
これにより、自分が知らなかった業界に出会えたり、興味のある業界を見つけたりすることができるほか、興味を持っていた業界とのミスマッチを事前に把握することもできます。
業界研究のメリットは、業界や企業について知ることができるのはもちろん、業界や企業に具体的なイメージを持つことで説得力のある志望動機や自己PRを伝えることができるといった点もあります。
業界研究のやり方の一例は次のとおりです。
- どのような業界があるのか調べる
- 気になる業界を深掘りする
- 気になる企業を深掘りする
- 志望する企業の選考対策をする
これらを業界研究ノートなどを作成して1つにまとめておくと、志望動機を作成するときなど後で見返したいときに便利ですよ。
ただし、業界研究は業界を調べることがゴールではなく、あくまで業界を調べて自分が興味を抱く業界やマッチする企業を見つけることです。
業界をしっかり分析・考察することを大切にしながらも、業界研究にあまり時間をかけすぎないよう注意し、満足のできる就職活動を目指しましょう。
この記事を書いた人
中谷 充孝
キチナングループ株式会社 経営企画部 採用担当
2020年新卒入社。キチナングループ株式会社 経営企画部採用担当。入社は大阪にある倉庫事業部でしたが、2021年12月より経営企画部に異動し採用担当として活動中。カメラが趣味です。旅行や遊びの際は基本的にカメラ持ち歩いています!カメラサークルに入るか検討中。 なににおいても楽しむことが大事だと思っています!