こんにちは!西日本を中心に総合物流サービスを展開するキチナングループの採用担当中谷です。
就活の一環として多くの就活生が参加するインターンシップ。
インターンシップは業界や企業のことを詳しく知れるだけでなく、その企業で働く先輩社員にリアルな声を聞ける機会でもあります。
そこで今回は、インターンシップでするべき質問をご紹介!
質問するメリットやNGな質問、質問時の注意点も紹介しますので、就活生の皆さんはぜひ参考にしてみてくださいね。
インターンシップではどんな質問が多い?質問するべき内容とは
インターンシップでは、企業の社長や先輩社員に対して具体的にどのような質問を投げかけたら良いのでしょうか。
知りたいことのジャンル別に質問例を紹介します。
事業・仕事内容|現場社員のリアルな体験を聞こう
就活の一環としてインターンシップに参加する以上、その企業の事業や仕事内容について深堀りしたいですよね。
以下のような内容を聞いてみるのがおすすめです。
- 1日の業務の流れや具体的なスケジュールを教えてください
- 実際に働いている中で感じる御社の強み・弱みは何ですか?
- 仕事をしている中で楽しいこと・辛いことは何ですか?
- チームの人数やチーム内でのそれぞれの役割を教えてください
- 1つのプロジェクトはどのくらいの期間かけて進みますか?
- 個人として立てている目標やそれに対する取り組みを教えてください
- 現在携わっている仕事で身についたスキルを教えてください
「具体的な仕事を教えてください」というような単刀直入な質問でも良いですが、よりリアルな声を聞くためには、先輩社員の体験談が参考になります。
1日のスケジュールやチームの状況などを聞くことで、より具体的な業務内容が見えてくるでしょう。
社風・チームの雰囲気|上司や同僚との関係性を聞こう
社内・チームの雰囲気を知りたいときには、以下のような質問をしてみましょう。
- 上司や役員のことをどのように呼んでいますか?
- 社内にはどんな雰囲気の方が多いですか?
- 部署外の方とのやり取りはありますか?
- 上司・同僚との飲み会やランチの頻度はどのくらいですか?
- 社内のイベントの参加率や雰囲気を教えてください
- 入社前と入社後でギャップはありましたか?
- チーム内で意見が衝突したときの対処法を教えてください
- 同期とはどれくらいコミュニケーションを取りますか?
社風を知るには、上司や同僚との関係性を聞くのがおすすめです。
コミュニケーションの取り方や飲み会やイベントの頻度、チーム内での呼び方などを通して社内の雰囲気を感じ取りましょう。
社風には正解がないため、あくまでも「自分に合っているかどうか」を判断する必要がありますよ。
必要なスキルや性格|活躍している社員像を聞こう
会社や職種に必要なスキル・性格を知りたい場合には、実際に活躍している社員像を聞いてみるのがおすすめです。
具体的な質問は以下を参考にしてみてくださいね。
- 御社で活躍している社員の方に共通点はありますか?
- 就活時に気をつけていたことを教えてください
- 入社してから取得した資格はありますか?
- 尊敬している上司や先輩はどんな人ですか?
- 理想の後輩像を教えてください
- どんなことを意識しながら働いていますか?
- 〇〇の資格が役に立った経験はありますか?
もちろん、直接「御社が求めるのはどんな人材ですか?」「入社までに身に付けておくべきスキルはありますか?」などとストレートに聞くのも問題ありません。
ただし、これらの質問では抽象的な答えが返ってくる可能性も高いです。
より具体的に知りたい場合には、上で紹介したような質問を通して「実際に活躍している社員像」を聞き出しましょう。
福利厚生・働き方|有給や育休の取得率を聞こう
求人票に記載されている福利厚生の実態や働き方なども気になりますよね。
リアルな声を聞くためには、以下の質問がおすすめです。
- 御社オリジナルの福利厚生や制度などはありますか?
- 有給消化の割合を教えてください
- 平均残業時間はどのくらいですか?
- 閑散期と繁忙期で残業時間にどのくらいの変化がありますか?
- 育休や産休から復帰された方の割合を教えてください
- 育休や産休から復帰された方は、休暇前後で働き方やポジションに変化はありましたか?
- 休日はどのように過ごされていますか?
- 仕事のストレスは何をして発散することが多いですか?
- 同僚や同期と休みの日に会うことはありますか?
働きやすさについて知りたい場合、「有給や育休は取りやすいですか?」よりも、具体的な消化・取得率を聞くのがおすすめです。
また、「休みの日でも仕事のスキルアップにつながる勉強をしたい」「仕事とプライベートはきっちり分けたい」など、ワークライフバランスの好みは人によって異なります。
先輩社員に休日の過ごし方を聞くことで、自分に合った働き方かどうかを見極められるでしょう。
インターンシップで質問をするメリットとは
インターンシップを通して、実際に働く社員に質問する3つのメリットを紹介します。
1.「自分に合うか」を判断できる
企業のことをよく知らずに就職すると、後から「思っていたのと違った…」なんてことになるおそれも。
インターンシップ時に質問をしておけば、企業が求める人物像や実際の働き方と、自分の理想を照らし合わせることができます。
福利厚生や社風などを含め企業の情報を就職前に知っておくことは、入社後の後悔を防ぐためにとても大切です。
インターンシップでの質問を通し、じっくりと企業研究をしましょう。
2.求人票にはない「リアルな声」を聞ける
ほとんどの場合、仕事内容や求める人物像、福利厚生については求人票に書かれています。
しかし、求人票の情報だけでは実態を掴むことは難しいでしょう。
例えば「先輩社員が普段どんなことを考えながら仕事をしているのか」や「社内での呼び方・呼ばれ方」は実際に聞いてみないと分かりません。
良い部分・足りない部分を含め、求人サイト以上のリアルな情報が知れるのも、インターンシップで直接質問をするメリットの1つです。
3.先輩社員と接点を持てる
インターンシップで質問をすれば、先輩社員に顔を覚えてもらえる可能性もあります。
先輩社員との接点が選考や面接に有利になるとは言い切れませんが、入社後の働きやすさにはつながるでしょう。
「御社への興味が強いです」という姿勢のアピールにもつながりますよ。
また、先輩社員に積極的に話しかけるのが苦手という方も多いと思います。
インターンシップの中には質問する時間が設けられているプログラムもあるため、有効活用しましょう。
キチナングループのインターンシップは、Webで完結する1day型から、社長の右腕として生きたビジネスを学ぶ長期型まで4つのプログラムをご用意。
興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!
インターンシップの内容は、こちらのコラムでも詳しくご紹介しています。
物流業界のインターンシップの内容は?志望動機の書き方もチェック!
インターンシップでのNGな質問や質問時の注意点も確認!
インターンシップは先輩社員にざっくばらんに質問できる機会である一方、気をつけなければいけないポイントがいくつかあります。
後悔しないためにも、インターンシップでのNGな質問や質問時の注意点も確認しておきましょう。
プライベートすぎる質問は避ける
恋人の有無や住んでいる地域など、プライベートすぎる質問は避けるのがマナー。
インターンシップを通して先輩社員と仲良くなることも十分にあり得ますが、決して「友だち」ではありません。
踏み込みすぎると、先輩社員を困らせたり自分への評価を下げる原因になったりします。
自分の立場はもちろん、先輩社員への敬意や気配りも忘れないようにしてくださいね。
求人サイトやコーポレートサイトで分かる内容は聞かない
従業員数や会社の設立年など、事前に求人サイトやコーポレートサイトで調べれば分かる情報を聞くのはNGです。
質問する時間がもったいないだけでなく、「この人はうちの会社に興味がないんだな」と思われてしまいます。
先輩社員のリアルな声を聞けるせっかくの機会ですから、直接でしか聞けない質問をしましょう。
「いつでも」質問していいわけではない
インターンシップの時間が限られているからといって、むやみやたらに質問をしていいわけではありません。
先輩社員は、通常業務の時間を割きながら学生の対応をしています。
忙しい時間や会議前などは避け、余裕がありそうなタイミングを見計らって質問しましょう。
ランチ休憩の前後や飲み物を買いに行ったタイミングなどがおすすめです。
また、できる限り先輩社員の時間を取らないよう、聞きたい内容は事前にまとめておきましょう。
事前準備をしておくことで、印象アップにつながる可能性もありますよ。
メモを取る
インターンシップ中は覚えることが多く、何気ない会話の内容を忘れてしまうことも珍しくありません。
また、メモを取らずに聞いていると「本当に興味ある?」と思われてしまう可能性も。
仕事の合間を縫って質問に答えてくれた先輩社員に失礼にならないよう、答えはしっかりメモしておきましょう。
「メモを取ってもよろしいでしょうか?」とひとこと声をかけられるとベストです。
インターンシップでは積極的に質問して企業研究に役立てよう
企業説明会などと比べ、実際に働く先輩社員と接する機会が多くなるインターンシップ。
事業や仕事内容を詳しく知るだけでなく、入社後の働き方やワークライフバランスをイメージするためにも、先輩社員に対して積極的に質問しましょう。
単刀直入な質問以外にも、先輩社員のリアルな体験や上司との関係性、活躍する社員像など、工夫を凝らした質問をするのがおすすめです。
さまざまな質問を通して、よりリアルな企業情報が見えてきますよ。
ただし、プライベートすぎる質問や調べれば分かる質問はNG。
先輩社員に失礼になるだけでなく、自分の評価を下げてしまうおそれがあります。
質問するタイミングやメモの取り忘れにも気をつけてくださいね。
この記事を書いた人
中谷 充孝
キチナングループ株式会社 経営企画部 採用担当
2020年新卒入社。キチナングループ株式会社 経営企画部採用担当。入社は大阪にある倉庫事業部でしたが、2021年12月より経営企画部に異動し採用担当として活動中。カメラが趣味です。旅行や遊びの際は基本的にカメラ持ち歩いています!カメラサークルに入るか検討中。 なににおいても楽しむことが大事だと思っています!