
物流業界のさまざまなインターンシップ事例をご紹介
物流業界と聞くと、私たち消費者のもとに荷物を届けてくれる「配達員(ドライバー)」を想像する方も少なくないと思います。 消費者への荷物の配送はもちろん、飛行機や船を使った荷物の輸送、倉庫や工場での荷物管理、梱包、検品などが物流業界の仕事です。 また、法人顧客に対する提案営業を行う職種も存在します。 物流業界には、「BtoC(Business to Consumer)」「BtoB(Business to Business)」両方の仕事があるのです。 物流業界の仕事内容については「物流業界の仕事内容を詳しく!必要なスキルやメリット・デメリットも解説」でも解説しておりますので、ぜひご覧ください。 新型コロナウイルス感染症の拡大により物流がストップし、スーパーやドラッグストアから日用品が姿を消したニュースは記憶に新しいと思います。 物流業界はいわゆるインフラであり、消費者にとっては欠かせない業界です。 社会の役に立ちたい、人々の生活に貢献したいという人にとってはやりがいを感じやすい業界といえるでしょう。 そんな物流業界で行われているインターンシップの事例を紹介していきます。説明会やワークを中心とした1day型のインターンシップ
物流業界に限らずインターンシップとしてよくあるのが、企業説明や簡単なワーク、若手社員との交流会が1日で完結する1day型のインターンシップ。 物流業界の1dayインターンシップの内容には、例えば次のようなものがあります。- 参加者の自己紹介
- 企業やグループ会社からの業界説明・会社説明
- 検品作業や輸送計画の作成など、一部の現場作業体験
- 先輩社員との座談会
幅広い職種を体験できる数日間のインターンシップ
物流業界には数多くの仕事内容がありますが、数日間かけて複数の職種を一気に体験できるインターンシップもあります。 2日〜5日間程度かけて行われる物流企業のインターンシップには、例えば以下のような内容が含まれています。- 業界や企業の説明会
- 物流業務や営業など職種別の仕事内容の紹介
- 営業体験や物流管理システムを使った物流管理業務体験、運送同行など
複数企業合同で行われるインターンシップや長期インターンシップ
あまり多くはないですが、企業独自のインターンシップではなく、複数の物流企業合同のインターンシップもあります。 数日間かけて、合同説明会・企業での業務体験やグループワークなどが行われる例があります。 今まで知らなかった企業と出会えるのも合同型のいいところです。 同じく短期のインターンシップほど数は多くないですが、数ヶ月単位の長期インターンシップを行なっている企業もあります。 アルバイトのようにお給料をもらいながら、実践的な経験を積めるのが大きなメリットです。 採用に直結する場合も多いため、物流業界の就職に絞って就職活動をしている方、入社したい物流企業が明確な方は、ぜひ長期インターンシップにもチャレンジしてみましょう。【山口県】キチナングループでのインターンシップもご紹介!
山口県に本社を構えるキチナングループでも、学生の皆さま向けにインターンシップを実施中! WEBで完結する1day型の「TOP LIVE」と「JOBTOUR」、3日かけて物流の現場を学ぶ「3DAYS」、長期の「LONG」の4つのインターンシップをご用意しています。 1day型のインターンシップ「TOP LIVE」は、全国どこからでも参加可能。 山口県まで足を運べないという方でもお気軽にご参加いただけます。 キチナングループのインターンシップ「TOP LIVE」は、1day型にも関わらず当社代表が自ら登壇! 物流業界について、代表自身のこれまで、キチナングループのこれまでと今後などを代表の言葉でお話しさせていただきます。 インターンシップの後半には実際のキチナングループ社員も行っている「これからのキャリアプランの軸を考える」研修の企画とフィードバックの体験を行います。 先輩社員からのフィードバックもあり、自己分析ができる良い機会になると思います。 同じくオンラインで実施される1day型のインターンシップ「JOBTOUR」には、次のような内容が含まれます。- 物流業界についての説明
- キチナングループについての説明
- 物流業界や「キチナン」を体感できるグループワーク
- 社員と話せる座談会
物流業界のインターンシップに参加するメリットや知っておきたい情報

物流業界のインターンシップに参加するメリット
物流業界のインターンシップに参加するメリットは、主に2つです。 1つは、物流業界への理解を深められること。 物流業界は私たち消費者の生活に欠かせない業界のため、興味を持つ学生は多くいます。 物流業界で働く人のうち、実際に仕事をしている様子を見たことがあったり、消費者としてかかわりがあったりするのは配達員が多いかと思いますが、インターンシップに参加すると物流業界でのさまざまな仕事内容への理解を深められます。 2つ目は、物流業界に限ったことではありませんが、就職する業界を決める材料になること。 世の中には、物流業界をはじめ数多くの業界が存在しますが、求人票の情報のみで業界全体を把握するのは難しいですよね。 インターンシップに参加することでより実際の業務に近い仕事内容を体験でき、自分に合っているか合っていないかの判断基準の1つになるでしょう。 就職してからのミスマッチの可能性を減らせることも、インターンシップに参加するメリットです。知っておきたい情報① 物流業界の現状
物流業界のインターンシップに応募することを決めたら、できる範囲で業界の知識を持っておくと安心です。 人事目線で考えても、物流業界について全く知らない学生よりも、少しでも物流業界について興味を持って知識を深めようとしている学生のほうが好印象になります。 選考には影響しないインターンシップもありますが、その場合でも物流業界について少し理解を深めていた方が、インターンシップで得られるものも大きくなるはずですよ! 昨今、通販や個人間でのやり取りが急速に増え、物流業界の人手不足は加速しています。 私たちの周りでも、コンビニで荷物を受け取れるサービスや荷物を預けておけるロッカーサービスなどが拡大していますよね。 人件費を削減するための取り組みは、今後も増えるでしょう。 また、ITやAI技術を活用した作業効率化もますます進んでいくと考えられます。 物流業界の現状については、下記コラムでもお話ししておりますので、あわせて参考にしてみてくださいね。 物流業界の今後は?現状の動向と課題、将来性について詳しく解説!知っておきたい情報② 物流業界に必要なスキル
物流業界で働くためには、社会を支えたいという想いや想定外のことにも臨機応変に対応できる能力が求められます。 前述したとおり、物流業界は私たち消費者にとって欠かせない役割を担っています。 消費者の生活において欠かせないエッセンシャルワーカーとして働くという気持ちは、物流業界で働く上でとても大切です。 また、物流業界の仕事にはアクシデントやハプニングがつきものです。 渋滞や天候による運搬の遅れは決して珍しくありませんし、場合によっては数日間お客様のもとへ荷物をお届けできないことも。 予想外のハプニングに対して冷静に判断する能力がある人は、物流業界でも活躍できるでしょう。 物流業界で働く上で必要な資格はありませんが、以下のようなスキルがあると有利になることが多いです。- フォークリフトやトラックの運転免許
- 簡単な英語の読み書きスキル
物流業界のインターンシップでの志望動機の書き方もチェック

- 物流業界を選んだ理由
- 応募企業を選んだ理由
- 応募企業で実現したいこと
- 分かりやすいように結論から書く
- 具体例や実体験を盛り込んでオリジナリティを出す
- 消費者目線の物流業界への要望や叶えたいことを書く
物流業界のインターンシップに参加して業界や企業への理解を深めよう
さまざまな業界で行われているインターンシップ。 求人票だけでは得られない企業情報や、会社内の実際の雰囲気を知ることができ、就活生にとってはメリットが多い取り組みです。 そんなインターンシップは物流業界でも多くの企業が取り入れていますが、内容や実施日数は企業によって異なります。 会社説明や簡単なワークが取り入れられた1日で終わるものや数日間かけて実際に働いている社員と交流するものなどたくさんの種類があります。 中には複数の物流企業合同のインターンシップも実施されているんですよ。 物流業界のインターンシップに参加するために特別な資格はありませんが、事前に物流業界の現状や働く上で必要なスキルなどを学んでおくと良いでしょう。 また、インターンシップには書類選考があることもあります。 志望動機を書く際には、「数多くある業界・企業の中でどうしてその業界・企業を選んだか」を伝えることを意識して書いてみてくださいね。 山口県に本社を構えるキチナングループでも、インターンシップを実施しています。 物流業界やキチナングループに興味のある学生さんはもちろん、就職したい業界や企業が具体的に定まっていないという方もぜひお気軽にご応募くださいね!この記事を書いた人

中谷 充孝
キチナングループ株式会社 経営企画部 採用担当
2020年新卒入社。キチナングループ株式会社 経営企画部採用担当。入社は大阪にある倉庫事業部でしたが、2021年12月より経営企画部に異動し採用担当として活動中。カメラが趣味です。旅行や遊びの際は基本的にカメラ持ち歩いています!カメラサークルに入るか検討中。 なににおいても楽しむことが大事だと思っています!