こんにちは!西日本を中心に総合物流サービスを展開するキチナングループの白石です。   企業にとって、採用は企業や事業を大きく発展させるために重要な取り組みの一つ。 ただ、求人を出したは良いものの、なかなか応募が来ない、というお悩みを持っている担当者もいるのではないでしょうか。   求人に応募がなければ、人手不足によって業務が回らない…なんて事態に陥る可能性も。 そこで今回は、求人に応募が来ない場合の原因と対策方法をご紹介します。

まずは求人の種類について確認!

求人に応募が来ない原因をお話する前に、まずは求人の種類について確認していきましょう。 求人には、以下のような種類があります。
  • ダイレクトリクルーティング
  • 自社ウェブサイト
  • 就職サイト
  • 人材エージェント紹介
  • 就職(転職)フェアイベント
  • ハローワーク
  • リファラル採用
  • ソーシャルリクルーティング など
  一時的に人的リソースが足りなくてアルバイトをたくさん募集したい、長く働いてくれる正社員を少人数募集したい、できるだけコストを抑えた採用活動がしたい…など、求人の目的や企業の状況に応じて求人の種類を使い分けることが重要です。   求人の種類や、どの採用方法を選んだら良いかなど、下記のコラムで詳しく解説しておりますので、ぜひご参考ください。 採用方法の種類を特徴とともに解説!自社に合った方法を見つけよう    

求人に応募が来ない原因とは?

求人を出したは良いものの、応募が来ない原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか。 ここでは、応募が来ない原因についてご紹介します。
  1. 情報がまとまっていない
  2. 仕事内容の詳細がない
  3. 適切な求人の種類ではない
  4. 他社より魅力的に映っていない
  5. 古い情報のまま更新されていない
  それぞれについて、詳しく見ていきましょう。  

1.情報がまとまっていない

原因としてまず考えられるのは、求人に掲載した情報がまとまっていないということです。   求める人物像やスキル、勤務条件、勤務形態、などをいくつも記載してしまうと、まとまりがなく、どのような企業・職場なのかを把握しづらくなります。 まずは応募に来てもらうためにも、重要な項目に絞って情報を記載するのがポイント。   このとき、募集する人材のレベルを高すぎないように設定する必要があります。 なぜなら応募のハードルが高くなってしまうからです。   必要な情報を求める人材のレベルに合わせて、網羅的に情報が記載できているかもあわせて、チェックしましょう。  

2.仕事内容の詳細がない

求人情報に、仕事内容の詳細がない場合も多いです。   これから働く先を決める求職者にとって、仕事の詳細は気になるところ。 仕事内容の詳細があまりに書かれていないと、仕事のイメージができず、なかなか応募に踏み切れません。   求職者の立場になって考え、職種をはじめ、仕事の内容が過不足なく伝わる内容になっているか考えてみましょう。  

3.適切な求人の種類ではない

求人を出しているのに応募数が少ない場合、求人する人材と求人の種類がミスマッチしている可能性があります。 これらがミスマッチすると、応募が集まらないといった状況に。   例えば、たくさんの人材を募集したい場合に、ハローワークやリファラル採用を中心にしてしまってはなかなか採用が進みません。 就職サイト一つとっても、ハイキャリア向けだったり、物流や建設といった特定の業種に強いサイトだったりと、特徴もさまざまです。   ターゲットとなる層がよく利用する求人の種類を理解し、それにマッチした方法を選ぶ必要があります。  

4.他社より魅力的に映っていない

なかなか求職者が集まらない場合は、自社と他社の求人情報を比べてみることも大切。   多くの求職者が重視する募集条件は、給与や福利厚生、勤務地や勤務条件など。 これらの条件が他社に負けてしまっていると感じる場合、比較検討の結果、他社を選ばれているケースが考えられます。   市場を調査し、大きくかけ離れていない募集条件にすることが必要です。   また、数多くの企業が求人を出しているので、求人のタイトルも重要。 ありふれたタイトルの場合、求職者に魅力的に映らず、他社の求人に埋もれてしまっている可能性があります。  

5.古い情報のまま更新されていない

求人に記載している情報が、古い情報のままになっていないかも確認しましょう。   情報が古いと、求職者に採用活動を本気で行っていないという印象を与えてしまいます。 その結果、応募につながらないケースも。   求人情報はなるべく更新し、常に最新の情報を記載するようにしましょう。  

求人に応募が来ないときの対策をチェック

求人に応募が来ない場合の対策についてチェックしていきましょう。 主な対策は、以下のとおりです。
  1. 情報を分かりやすく整理する
  2. 仕事内容を詳細に伝える
  3. 他の求人方法を試してみる
  4. ターゲットに刺さる内容にする
  5. 人材派遣サービスを利用する
  それぞれ詳しく見ていきましょう。  

1.情報を分かりやすく整理する

求人に載せる情報は簡潔に、わかりやすくまとめましょう。   就職サイトやSNS投稿など、掲載できる情報量が限られている場合もあります。 アピールしたいことを詰め込みすぎず、給与や勤務地、勤務体系など、重要度の高い情報から厳選して伝えることが大切です。   簡潔に伝えるためには、箇条書きなどがおすすめですが、情報が不足しすぎないように注意も必要です。   例えば募集項目が「作業員」となっていると、具体的なイメージができません。 「倉庫管理に関わる作業員」のように、過不足なく記載し、簡潔にまとめることが重要です。  

2.仕事内容を詳細に伝える

求職者が具体的な仕事をイメージしやすいように、仕事内容を詳細に伝えることも、応募数アップの対策の一つです。   求人情報に詳細に書かれていないと、求職者は不安になってしまうので、業務の内容や流れを分かりやすく伝えるようにしましょう。   大切なのは、求職者に働いた自分をイメージさせられるかどうか。 1日の勤務時間や1日の流れ、具体的な作業内容などの記載があると、求職者がイメージしやすくなります。  

3.他の求人方法を試してみる

求職者の年代や立場によって、利用する求人媒体は異なります。 現状の方法で上手くいっていない場合は、他の求人方法も試してみましょう。   実際に試してみてターゲット層とマッチすれば、応募が増える可能性があります。 改善しながら、最適な求人方法を見つけていきましょう。  

4.ターゲットに刺さる内容にする

ターゲットに刺さる内容を考えることも、応募数を増加させるために重要な対策です。   特に重視すべきは、タイトル。 求職者の目に留まらなければ、自社のことを知ってもらえないので、興味を持ってもらえるタイトル付けが大事です。   ひと目で見てインパクトのあるPRやフレーズであれば、求職者の目に留まる可能性も高まるでしょう。 パッと見て読みづらいような長いタイトルや、何の仕事か分からないようなタイトルはNGです。   人材を採用するためには、他と比べたときに魅力的であることが重要です。   市場や他社と比較し、給与や勤務時間、福利厚生が大きくかけ離れていないかもチェックし、求職者に魅力的な内容にしましょう。  

5.人材派遣サービスを利用する

自社で求職者を集めるのが難しい場合、人材派遣サービスを利用するのも一つの手です。   人材派遣サービスを使えば、自社で対策を行うより効率的に多くの求職者へアプローチできる可能性も高いです。 エージェント側で面談日の調整や求職者の対応を行ってくれるので、自社のリソースを大きく使うことなく採用活動を行える点も強みです。 ニーズにあった人材を採用しやすいので、自社と求職者のミスマッチも防げます。   自社の負担を軽減しつつ、効率的に人材を採用したい場合は、人材派遣サービスを利用すると良いでしょう。   キチナングループでは、人材派遣サービスを提供しています。 キチナングループは特に、物流業に精通した人材の派遣に自信あり! 興味のある方は、ぜひご検討くださいね。    

求人への応募が来ないときは、原因を知って適切な対策を打とう

今回は、求人のおおまかな種類や求人に応募が来ない原因、そしてその対策について見てきました。 求人に応募が来ない原因には、以下のようなことが考えられます。
  1. 情報がまとまっていない
  2. 仕事内容の詳細がない
  3. 適切な求人の種類ではない
  4. 他社より魅力的に映っていない
  5. 古い情報のまま更新されていない
  求人に応募が来ない原因を探り、情報がまとまっていないなら、箇条書きを使って簡潔にまとめる、仕事内容の詳細がないなら、仕事の詳細を伝えるといったように、それぞれの項目ごとに対策を行うことが重要です。   求人への応募が来ないときの対策を自社で行うことが難しい場合は、人材派遣サービスの利用を検討するのもおすすめ。   キチナングループでも、人材派遣サービスをご提供しています。 求人への応募が来ない場合の対策の一つとして、ぜひご検討くださいね!

この記事を書いた人

白石 重利

キチナングループ株式会社 生産事業部 課長

2021年中途入社。キチナングループ株式会社 生産事業部営業部。前職では大手人材企業で営業や人事にも関わっていました。プライベートでは家族との時間を大切にしています。子供がかわいすぎます。趣味はサッカーと大学時代にも夢中になっていたバンド活動。好きな言葉は「環境は自分で創る」。