こんにちは!

経営サポート部の藤野です。

 

社員インタビュー第3弾ということで、

今回は吉南株式会社 倉庫事業部でご活躍されている三橋係長に

お話しを聞いてまいりました!

 

 

 

 

 

社員プロフィール


三橋 真一(みつはし しんいち)

吉南株式会社 倉庫事業部 係長 / 第1営業所 所長

2004年入社。入社当初より今日まで倉庫事業部で百円均一関係の業務に携わり、2019年4月より第1営業所の所長に就任。現在は部下をオペレーションしながら、自らも日々の業務のフォローにまわる。趣味は仕事・メダカブログ、そして一番は子供の成長。

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●現在の業務内容

 

重きを置いているのはやはり所長業務です。何年かは正直上にいくことを断っていた時期もありました。ただ、そろそろ自分でも色々と上に立ってやってみたいなと考えていた時に、前任の所長に何気なく相談したのがきっかけです。本格的に所長として業務を開始したのはこの4月(2019年4月)からですが、日々責任の重さを感じています。前任者からの引継ぎは2018年10月からですが、所長業務は自分の想像をはるかに上回る大変さでした。前任者でも出来ているから、自分にも出来るはずと高を括っていました。当たり前だけど、簡単では無かったです。

 

 

現在は特に、相手とコミュニケーションを取っていくことを中心に気をつけています。倉庫事業部の第1営業所は社員・契約社員・派遣社員が40人、パートさんが80人弱で約120人前後の従業員を抱えています。本来私は寡黙な人間ですが(笑)従業員への声掛けは意識をしていますね。ピッキング中や帰り際などに、新人さんには「仕事慣れましたか?」「分からないことないですか?」と顔と名前を覚えていく意味でも積極的に話しかけています。百円均一関係の業務は今は部下が主体で行っているのでほぼ関わっていないのですが、もともと14~5年ほど出荷場でリフトマンとして担当していました。ですので、嬉しいですが、少し寂しい気持ちもありますね。

 

 

 

●やりがい

 

 

基本的には、自分でかたちづくっていけるところ。倉庫のおもしろさってそこにあると思います。こうしたい時に、そうしていいよと言う社風が好きですね。ロケーションの提案をした時に、やってみたらと言われる。第1営業所の仕事って社員がどれだけ頑張っても進む量って決まっているんですよ。パートさんありきの仕事なので、パートさんが仕事をしやすいようにロケーションも考えていかないといけないです。自分たちが楽に仕事をするというよりも、どうすれば、パートさんたちが働きやすいかを日々考えています。必ずしもそれが正しい判断になるとは限りませんが、やってみないと分からないことが多いので、やってみます。

 

 

お客様との関りは、お互いに協力して改善できるところを進めていけていますね。それでキチナンの作業効率が下がるならもう少しいい方法を考えましょうとおっしゃってくださるので、本当に一緒に歩んでいけている感覚です。

 

 

立場的には、数字をあげること。自分がしてきてもらったように、みんなにやりがいもって楽しみながら仕事ができる環境を創っていきたいと思っていますし、そうできるチャンスがあるところですね。一時期かなり人員も少なくなったときに、パートさんに分散できるところは無理を言って担当していただいたこともあります。でも今は、みなさんにやりがいをもって担当場所で活躍していただいている実感があります。

 

 

基本的に現場作業をしているときは、頭の中に天秤がたくさんあって、今Aの仕事を必死にしていてもBの仕事がきたときに、即時に天秤にかけています。Aより天秤が傾かなければAを続行する。仮にBが重要だと感じれば即Bに手を付ける。あまり作戦考えて仕事をするタイプではないですね。状況に応じて臨機応変にしていく感じです。今何をすべきか?というのを大事にしています。

 

 

 

●後輩や新人さんに絶対ここだけは気を付けろという点は?

仕事ができる・できない、遅い・速いより、「必死感」が大事。最初はできなくてもいいけど、やろうとしているか・していないか。やろうとしていない人には結構言いますね。言った後に同僚に「その人はそれが本気なんかもしれん」と言われることもありますが、見ていて分かるんですよ。頑張っている感じが出ていない人とかいないですか?現場に入るときは必死です。ずっと集中していないと作業をする時間が限られているのと、並行して行わないといけない作業もありますから。集中しないと、フォークリフトを運転しているときに人と接触するかもしれないし。時間内にどれだけ作業を進められるかにかかっているので、かなりフル回転する。だから終わった後はめちゃくちゃ疲れますよ。

 

 

 

●印象に残っている仕事(成功談・失敗談)

倉庫の引っ越しする機会が多くて、最初の引っ越しのときに、自分が担当していたので、新しい引っ越し先の絵をかいて、なにをどこに配置するか全部自分の頭の中にあったので、ザックリとロケーションを描いていたんです。そして、いざ引っ越しが始まったはいいんですけど、初日の晩に私が体調崩してしまって。そのあと出荷が大変なことになりました。改めて、自分だけが分かっていてもいけないと反省しました。自分で並べる事だけ、考えていたんですよね。当たり前ですけど、お客様にも多大なご迷惑をおかけしました。この経験以降は引っ越し前は現場の方々とミーティングもきちんとして、自分がいなくてもスムーズに作業を出来るようにしています。情報共有、報連相ってほんとうに大事ですね。なんでいま?ってときに限ってそういうトラブルって多いですね。(笑)この事件以降は、引っ越しに関しては、どこにいっても、超余裕です!任せてください。

 

 

 

物流業界について

 

 

自分自身は、今でこそですが、昔は人と関わることが苦手でした。だからサービス業や、営業も無理、派遣社員として仕事をしていて、倉庫にいったときに、初めて仕事が面白いと感じました。はたから見ると、毎日同じことをしているよいうだけど、やり方だったり、扱っているものだったり。その当時もキチナングループではない会社の派遣社員でしたが、担当者にしていただき、責任ある仕事をさせてもらったりして。自分のやりたいようにやっていいし、うまくいかなそうなことでも、皆で今日はこうやってやってみよう!って毎日いろんなことを試せたり、試行錯誤していくおもしろさや自分で考えて進めていく面白さを感じれました。

 

物流には今後も可能性があると思いますね。いろいろなシステムとか、自動化とか進んでいるところは進んでいると思うんですが、今やっている業務でも、結局システムってどんどん新しくなるから、そこに膨大な費用を投資するよりも、人を育てたほうが効率が良いし、対応がきく場面は多々ありますね。自動化にすると、システムが止まったらなんにもできなくなるので。だから、今、人が大勢でやっている仕事っていうのがたぶんなくならないだろうだなと思います。とは言え、もちろん、お客様のご要望にお応えしていくときに必要な部分はありますので、人と、システムとうまく適応していける体制にしていきたいですね。

 

 

 

●今後のビジョン
自分のめざす所長像としては、自分がいなくても営業所がまわる体制をつくることですね。そういう体制を作りたい理由は、やっぱり人が抜けたら困るし、「自分がいなくては仕事がまわらない!」ってなったら、今度自分が抜けたときに、他の人が困る。そこの穴埋めしなくてはいけなくなりますよね。理想としては、自分は業務的な担当を持たずに、抜けたところに柔軟に自分がフォローに入れるっていう体制にしていくのが理想ですね。仕事を人つけない体制。今は三橋さんいらない、困った時だけ助けって感じです。ほんとうにありがたいことですね。

 

 

 

予定ではありますけど、今夏場とか環境が苦しいので、パートさんも多いし、女性の方が多いので、みんなによりよい環境で仕事して欲しいなと思うので、新倉庫に今第1営業所で取り扱っている商品をいれてもらえるようにがんばりたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

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インタビュー後記


あまり話せませんよ、という前置きをいただきましたが、インタビューを始めるとたくさんお話ししていただきました。普段は働いている場所が離れているので、なかなか倉庫事業部のことを知る機会が無いため、すごく貴重な機会となりました。冷静そうに見えて、実はめちゃくちゃ熱い想いを持っている方だなと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

text,edit and photo:経営サポート部 藤野