こんにちは!

吉南株式会社の藤野です。

2月8日(火)に開催された「第1回データ活用大会」についての趣旨や当日の様子、また、最優秀賞・優秀賞・敢闘賞を受賞した各チームからの受賞コメントを掲載しております。仕事のスピードアップや効率化、情報共有の道具として欠かせないITツール。インターネットでなんでもできる時代になっている現代では、情報を求めている人たちの意思決定の難易度も高まっています。ぜひ、キチナングループでの取り組みをご覧ください!

 

 

│毎回40名近くの社員がオンラインで参加する「IT勉強会」

とあるIT勉強会での一コマ

 

キチナングループでは月に一度のペースでIT勉強会を開催しています。「習うより慣れよ」のもと、すこしでも触ってみることが大事だと考えています。

 

 

│データ活用大会について

キチナンでは、社長の井本を筆頭に「データ経営」に力を入れ、以前より社内のDX化促進やITツールの活用を開始しました。

 

2月8日(火)に開催された「データ活用大会」では、データポータルの活用法を各部署が発表し、全社で横展開を行うことを目的として開催されました。当日までには各事業部ごとに予選も開催され、勝ち抜いた13チームが大会での発表に挑みました。

 

 

  • │発表するデータ作成について
     ●各チームで一つのデータを作成しグーグルスライドに落とし込む
     ●使用するツール:google データポータル・スプレッドシート・フォーム等
     ●データを分析させて経営が良くなるようなもの
     ●意思決定をする分析
     ●行動に結びつくもの
     ●「売上最大」「経費最小」「時間短縮」のいずれかをセレクト
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│発表内容
発表のテーマについては「誰のどんな問題を解決するか」「データソースのファイル形式・更新方法」「アピールポイント」が重点でした。

ではここで!当日最優秀賞&優秀賞&敢闘賞に輝いたチームのリーダーにインタビューをしてきましたのでぜひご覧ください!

 


 最優秀賞:吉南株式会社 倉庫事業部 大東第1営業所

三橋 真一(みつはし しんいち)さん

 

ーー最初にデータ活用大会開催について聞いたときはどう思われましたか
データポータルを使用するのは、今回のデータ活用大会が初めてでした。不安もありましたが、大会を機に「自身のスキルアップにも繋がるため勉強をしてみよう」と思い、挑戦してみました。

 

ーーデータ活用をするにあたって、今回解決したい課題について
手書きによる日常的な転記業務の廃止による時短

 

ーー大会に向けて準備をするなかで大変だったこと/工夫したこと
複雑な内容にならないように意識しました。そのため、出荷個数に視点を絞って、実際に利用する現場の方が進捗状況を簡単に把握と意識ができ、また、自営業所の数字に対する意識向上に繋がるように取り組みました。

 

ーー実際にデータ活用をしてみての成果(現場の方々の反応を含め)
スプレッドシートを使用することにより、必要な時に必要なデータが容易に抽出できるようになりました。データポータルを使用することにより、日・週・月単位の進捗状況や過去の実績が一目で可視化出来るようになりました!

 

 

ーー最優秀賞を受賞されての率直な感想をお願いします!

最優秀賞に選出いただき誠にありがとうございました。今後も新たなツールに「とりあえず挑戦してみよう!」という気持ちを忘れず、今回の受賞を励みに日々精進していく所存です。

 


優秀賞:吉南株式会社 生産事業部 経営推進課

大和 究彰(やまと さだあき)さん

 

ーー最初にデータ活用大会開催について聞いたときどう思われましたか
「普段から総務担当としてデータ入力とか表作成はするけど、そのデータの見方や活用の仕方はいまいち分からないんだよなぁ…」と自信なかったです。

 

ーーデータ活用をするにあたって、今回解決したい課題について
危険と隣り合わせで仕事をしている現場作業者の方が事故なく作業できるよう、どのように労働災害防止に取り組んでいけばよいかということを、課題として設定しました。

 

ーー大会に向けて準備をするなかで大変だったこと/工夫したこと
データとして分析するには数がある程度必要だと思い、20年分の資料を紐解きました。表にまとめるのは大変でした。ただ、お客様が作成している災害統計の項目などを参考にし、分析しやすい分類項目にできたので良かったと思います。

 


ーー実際にデータ活用をしてみての成果(現場の方々の反応を含め)

このデータだけの成果ではありませんが、昨年までと比べ、労働災害は減っています。
また、集計したデータは社内教育の資料や、安全衛生活動の立案材料として役立っています。

 

ーー優秀賞を受賞されての率直な感想をお願いします!
実感としてまだまだデータ活用しきれていない、課題解決にデータ活用する習慣が身についていないと感じているので、賞は励みにしつつ、更にレベルアップしていきたいと思います。

 


敢闘賞:新明機械工業有限会社 営業部

浅田 貴仁(あさだ たかひと)さん

 

ーー最初にデータ活用大会開催について聞いたときどう思われましたか
最初は趣旨が分かりませんでした。(笑)

ですが、他社事例を調べていくなかで、この大会の意図を自分で解釈をしていきました。まずは、自分たちの業務に直接活かせることをやろうと思いました。

 

ーーデータ活用をするにあたって、今回解決したい課題について
スプレッドシートでデータを営業のチーム内で共有し、各担当者が1ヶ月先までの作業や人員数の入力を直接行い、時短とデータの精度を上げたいと考えました。データーポータルで取引会社の分析を行い、売り上げに繋げていくことが成功イメージとしてありました。

 


ーー大会に向けて準備をするなかで大変だったこと/工夫したこと
初めてだったのでデーターポータルの使い方に苦戦しました。とりあえず触ってみて、間違えたら戻るボタンを押したり消したりをして慣れていきました。「どのグラフを使ったらより分析しやすいか?」など考えながらの試行錯誤。また、発表に関しては、他社事例の動画を見てポイントはどこなのか?どの発表が解りやすいのか?を分析し、取り入れるようにしました。

 

ーー実際にデータ活用をしてみての成果(現場の方々の反応を含め)
スプレッドシートに各課で入力するようになったので、お客様の工事案件の進捗状況に漏れが無くなりました。また、お客様対応として現地調査や見積もりを提出するまでの段取りが早く実施&判断できるようになりました。データポータルを確認することで、どのお客様にどうアプローチをしていけば良いかなど対策を立て対応することができました!

 

ーー敢闘賞を受賞されての率直な感想をお願いします!
今回の受賞は社内の協力があっての受賞ですので周りの職場環境に感謝しております。コロナ過でなければみんなでパーっと行きたいところですが・・・仕方がないですね。次回も発表があると思うのでそれまでにデーターポータルの使い方や資料の作成方法とポイントなどを新明全体に広げ結果売り上げUPに繋げた行動をとっていきたいと思います。

 

 

│会社の数字に大きな影響を及ぼすデータ経営

新型コロナウイルスによる売上への影響や、在宅勤務による業務の不透明性が課題となっている企業も多いと思います。

キチナングループでは、各部署でデータ管理をするだけでなく、全社員の残業時間や決済の承認スピードを重視し、経営・業績に反映させています。

今後も全社員がデータやITシステムを活用し、一人ひとりが経営視点を持って、主体的に行動をしていくことができる企業を目指して参ります。

 

 

text:経営サポート部 藤野ひかる