
アパレル物流とは?その特徴や倉庫の役割を解説
アパレル物流とは、アパレル(服飾)業界で扱われる衣類や靴、帽子、バッグといった商品の物流のこと。 アパレル物流は、一つの洋服に対して複数のサイズやカラー展開があるなど、商品量が膨大で管理が複雑です。 さらに、季節やメディア、流行などの流動的な要素によって需要が頻繁に変動するため、それに対して素早く柔軟に対応しなくてはいけないという難しさがあります。 そのためにも、常に潤沢な在庫を確保し、すぐに納品できるように準備しておかなくてはいけません。 アパレル倉庫の役割は、そういったアパレル商品の入庫、保管、加工、検品、出荷、運搬など。 タグ付けやネームの付け替え、不良品の補修といった流通加工は専門知識が必要なものも多いですし、不良品によるクレームや返品などのリスクを避けるために、検品もしっかり行う必要があります。アパレル物流が抱える課題やコスト削減の方法とは
アパレル物流が抱える大きな課題は、商品の管理に大きな手間がかかるため人件費が膨らみ、物流にかかるコストがかさんでしまうことです。 たとえば先ほどお伝えしたように、一つの商品に対しても複数のサイズ、カラー展開があるため、単純に品目が増え、数が増えるので管理の手間がかかります。 また、商品によって形状や特徴がさまざまなため、梱包材の素材、大きさ、形状、強度などを商品に合わせて用意する必要がありますし、商品によってはハンガーにかけて保管・管理する必要もあり、こちらも保管スペースや管理の手間が増えてしまいます。 商品がいろいろな形状をしているとトラックへの積載効率も悪いため、運搬効率も下がってしまいます。 商品の納品先となる小売店は街中にあることが多いため、大きなトラックで一度に運び込むことができず、こちらも人件費がかかる原因に。 さらに、出荷前の検品作業や流通加工についても、手間がかかるため、出荷の遅延が起こりやすいという問題も抱えています。 管理に手間がかかりコストがかさんでしまうというアパレル物流の課題を解決するためには、物流倉庫によるアパレル物流代行サービスの利用がおすすめ。 手間のかかる管理や保管、検品や入出庫作業を、プロの業者にアウトソーシングすることで、コストを抑えてスムーズな運用が可能となります。 キチナングループの物流倉庫でも、アパレル物流の対応が可能です。 アウトソーシングサービスを利用して、アパレル物流のコスト削減に取り組んでみてはいかがでしょうか。倉庫事業部 西大寺営業所
【主な取扱品目】学生服・他のアパレル・化学品原料・サプリメント・危険物 アパレル関係の個人別梱包、出荷、返品作業を目視検品で対応。 インターネットによるオンライン業務も行っており、データはweb、メール、FAXなどで対応可能です。倉庫事業部 大東第2営業所
【主な取扱品目】雑貨・バッグ・アパレル・家電・ランドセル・化粧品・アクセサリー アパレル関連商材の検針、雑貨・寝具などの検針機を完備。 ハンディーを使ったバーコード検品のほか、サビ・傷などの目視検品も行っています。 プレゼント用シール、リボン、バースデーカードなどの対応も可能で、個人宅、百貨店、専門店へも出荷しています。アパレルに対応した物流倉庫の主なサービス内容

流通加工、検品、保管、出荷までの倉庫業務を一括受託
特に検品では、目視・触診のほかX線透過装置、コンベア式検針器などを備えている倉庫も。 商品を手に取る消費者の満足度に直結する部分なので、万全の体制で対応してもらえる倉庫なら安心ですね!物流業務に加え、カタログ作成、web広告などもワンストップで対応
入庫・加工・検品・出荷といった一般的な物流作業に加え、商品カタログの作成やweb広告などにも対応してくれる倉庫もあります。 ワンストップで一つの業者へ任せられるので、手間とコストを抑えられることが特徴です。ECサイトやネット通販の発送業務を代行
近年需要が高まるECサイト・ネット通販の発送業務を代行。 お客様のニーズに応じて、2次加工にも対応してもらえるケースも。 また、請求書発送や帳票作成といった書類作成・発送業務までワンストップで依頼できることも多いです。 物流倉庫を選ぶ際には、サービス内容以外にも考えるべきことがたくさんあります。 こちらのコラムで詳しく解説しておりますので、あわせて参考にしてみてくださいね。 物流倉庫の選び方とは?チェックポイントを詳しく紹介!アパレル物流の特徴と物流倉庫の役割、サービスを知ろう
アパレル物流とは、衣類や靴、帽子、バッグなどアパレル(服飾)商品の、仕入れから納品までの流れのこと。 アパレル物流は商品数が多く、形状や保管方法もさまざまなため、管理が複雑で手間がかかることが特徴。 季節や流行などによって需要の変動が激しいので、お客様のニーズに対して柔軟に素早く対応する必要があります。 アパレル物流では商品の管理にとても手間がかかるため、物流にかかるコストが膨らみがちなのが課題です。 そこで、物流倉庫によるアパレル物流代行サービスなどを利用し、物流業務をアウトソーシングすることで、コストの削減に取り組んでみましょう。 アパレル向けの物流倉庫のサービスとしては、入庫から保管・加工・検品・出荷までを一括で対応するほか、商品カタログやweb広告までワンストップで依頼できるサービス、ECサイトやネット通販の発送対応、請求書や帳簿などの書類作成・発送などの対応サービスなどもあります。 キチナングループの物流倉庫でも、アパレル物流のアウトソーシングサービスを提供しています。 ご不明な点などがありましたら、お気軽にお問合せください。この記事を書いた人

津田 康平
キチナングループ株式会社 倉庫事業部 主任
2018年中途入社。キチナングループ株式会社 倉庫事業部営業部。前職でも営業をしていました。プライベートでは奥様と買い物に行ったり、趣味のゴルフやバス釣りを楽しんでいます。好きな言葉は「この道より 我を活かす道無し この道を歩く」。